先日ジャンさんから提案してもらって、ダーチャメンバー+ジャンさんでzoomミーティングをしました。
はたから見ると分からないらしいけど中身は極度の上がり症なので、こういう安心材料(カンペ)はガチガチに作って挑むタイプ(笑)
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せっかく素敵な話し合いになったので、このブログにもまとめておこうと思います。
ジャンさんの自己紹介
各メンバー(わたし、Kさん、Aちゃん)の自己紹介を済ませたあと、アドバイザーの自給農法家・市川ジャンさんにも自己紹介してもらいました。
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京都市出身で、現在は熊本県人吉市にある穴窯工房『梓』在住の市川ジャンです。純日本人です。
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自分たちが食べるための畑『エサバ』づくりをするための自給農法というのを長い間しています。
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2012年から9年くらい、全国各地でWSやらせてもらって、今はコロナの影響もあってオンライン中心でしています。
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生き物がもっている本能的な行為を畑というフィールドでやっていく自給農と、ダーチャがマッチしているんですよね。
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住まいと食べ物を得る場所がセットになっている、というところが似ていて。
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ドイツのクラインガルテンもだけど、高層住宅に住む人は地面を持ってないから、そういう家に住んだら郊外に土地をセットでもらえるというのを提唱しているんですよね。
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人間と大地、土とのつながり・関係性を大事にしているのが、国としてまともな考え方だなと僕は思っていて。
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近代化や文明化って自然と寄り添いながら発展していかないと持続していかないのに、日本は都市に住んでいると自然との繋がりが希薄になっていくことが多いから…
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だから日本でもダーチャを広げていきたいと思ってます。
以前関わっていたNPO法人《ダーチャサポート》での経験を活かし、各地で活動を広めてフィードバックしたいと思っていたタイミングでわたしがダーチャをしようと計画していたので、応援したいと思ってくれたそう。
メンバーが実現していきたいこと
今回のzoomミーティングが決まったのはそもそも、「各メンバーがダーチャでやりたいことを聞かせてもらったうえで、今後の提案をできれば」とジャンさんが言ってくれたから。
なので事前にメンバーにもそのメッセージを伝えて、zoomで想いをシェアしてもらいました。
わたしはしっかりカンペ用意
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ひなこ:(上画像の補足として)熊本地震のとき、多分耳の持病?の影響もあって余震の揺れで気持ち悪くなっていて……それで休息も兼ねて、京都とか山口に何回か避難していました。
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その流れでダーチャを知って、普段からコミュニティを育てておくって大事だなと。
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今の住まいは庭もあるし恵まれた環境だけど、もし災害で家が壊れたりしたとき、いわゆる自然派というマイノリティな暮らしをしているから、公的な避難所を心から頼れるかといったら色んな意味で微妙だなと思って……
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子ども3人いて避難所というのも想像できないし。
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だから、笑顔で過ごせている今のうちに、楽しい気持ちで避難所にもなるコミュニティスペースを作っておきたいんです。
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こんな感じで流暢に話したかった(遠い目)
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Kさん:わたしも、考えるキッカケになったのは熊本地震。
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2番目の子は色々と食物アレルギーがあるんですが、地震はまさかの出来事で備えもあまりなく…。
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被災中の食事といえば即席のカップ麺とかになりがちだけど、次男は食べられないから、当時は凸凹になった道を車で2時間弱かけてかかりつけ病院に行って、物資として届いたアレルギー対応食をもらっていました。
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そのときに自分の災害時の知識・備蓄のなさと、相談できる人の必要性を感じました。
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あと、そもそも初めての空間、初めての人というのも苦手だから、一般的な避難所はすごく苦痛だと思う。
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だからダーチャがあれば、アレルギーの知識が元々ある陽奈子さんやAさんとかがいて、避難したらそんな知ってる顔ぶれで集まれて……
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それだけで安心できると思うし、日頃から同じような考えを持った人に気軽に相談できるようなコミュニティがあったらなと思ってました。
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そこでお喋りしながら、備蓄になる作物も採れたら嬉しいです。
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Aちゃん:わたしは福岡出身なんですが、これからはずっと熊本に住もうと思ってます。
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そうなったときに、周りに頼れる人がいないのが不安だなと思って……『ダーチャ』という言葉もひなちゃんから初めて聞いたけど、参加したいなと思いました。
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熊本地震のときはまだ福岡にいたから大した被害はなかったけど、もし何か起きたとき、1人ではどうしようもないかもしれない……
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でも子どもたちは絶対に守らないといけないって考えるキッカケとしては十分で。
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だからこれから、そんな災害時でも「ダーチャに行けば大丈夫」って思えるような場所を、みんなで作っていけたら嬉しいなって思ってます。
ジャンさんからのアドバイス
僕もだけど、みんなコミュニティが重要ということだよね。
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これまでの経験上、やっぱり「畑仕事しようぜ」だけだとなかなか足が向かない・気が乗らない人も出てくると思う。
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だから、月ごとにテーマとかイベントをつくって「せっかくイベントでみんな集まったし、ついでに種まいとく?」とか、行きたくなるようなキッカケを設定していくのが、コミュニティ化が加速するポイントかな。
行きたくなるテーマを設定しよう
モチベーションが上がるようなテーマを各個人が設定しておくのは、非常に大事だと思ってます。
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例えば、これは絶対食べたい!って思うような好物を植えるとか。そしたら絶対採りたいから、自然と頻繁に行きたくなっていく。
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考えなしに「畑やるぞ」だけだと継続が難しくなって、「行かなきゃ、草刈らなきゃ」の”ねばならないマインド”になるから……
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とにかく1人1人がやりたいこと、採りたいものを設定していく。
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Kさんの場合は「とにかく誰かとおはなししたい」とかね。
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畑にとらわれず何でもいいから、個人的なものとパブリックなテーマをそれぞれ決めてみましょう。
畑はコミュニティづくりのためのツール
モチベーション維持とか、用事などで参加タイミングがなかなか合わないメンバーが出てきたときのメンタルケアについて、どうしたらみんなが心地よくいられるか悩んでいたところだったので、ジャンさんのアドバイスがとてもありがたかったです。
みんなもホッとしたんじゃないかな。どうだろ。
とにかくまずは、集まって遊んで喋ってピクニック~みたいなところから始めていけたらいいよね。
そしたら各メンバーの旦那さんとかも、もしかしたら過ごしやすい空気感になっていくかもしれないし^^
まだ始まったばかりの集まりで、しかも一応わたしがまとめ役なので「大丈夫かい?」って感じですが(笑)
集団行動・コミュニティが苦手なわたしだからこそ作れる、人によっては居心地のいい空間ってのもあるんじゃないかとは思ってます。
多分!笑
前参加していたコミュニティでの経験・反省点も生かして、わたしなりに考えて楽しんでやっていこう。
大変で面倒なのは、メンバーもわたしも最初だけなはず……
とはいえ、この不安定な時期から参加してくれているAちゃんKさんには感謝しかありません。
2人とも本当にありがとう♡
子どもも大人も楽しくて豊かな空間、一緒にのんびり作っていきましょう~^^
そしてそして、忙しいなかお時間くださったジャンさんも本当にありがとうございました!
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