秋分までに種を蒔きまくろう

くらし

今日もまた畑のおはなし。

わたしたち夫婦が取り入れているのは「自給農法」という考え方です。

この農法を全国で広めている市川ジャンさんと初めてお会いしたのは、2018年に山梨県で行われた自給農法のWSのとき。

(家族4人、車で熊本から山梨まで行きました)

あのころジャンさんは京都にお住まいだったのですが、不思議なご縁で、なんと1年前同じ熊本(しかも当初はご近所)に引っ越してこられました。

そしてWSに参加したご縁からか声をかけてもらって、今はオットの将也も自給農法のオンライン講座のお手伝いをさせてもらっているのです。

【自給自足】~自給農法とコロナと私~今こそ自給の始め時 
なんと約2年ぶりの更新になります。いろいろありましたねえ…(ざっくりしてんな)新型コロナという名の何かが猛威をふるっているように見える昨今。皆様いかがお過ごしでしょうか。7年以上テレビ無し生活だからなのか生まれついての吉guyだからなのか.

毎月1回開講なのですが、日が迫ってくると「夏休みの宿題は直前にするタイプ」な2人が、深夜に電話で打ち合わせしている楽しそうな声が遠くの部屋から聞こえてきます。笑

将也くん、お友達できてよかったねぇ……(しみじみ。

秋の1日は春の5日分

そんなゆるっとしたオーラを纏っているジャンさんからの教えは、驚くものばかり!

彼の何年分もの実体験をさらりと教えてくれるので「教えてもらったからには実践するしかない!」と逆に気合いを入れてくれます。

最近とくに響いたのが「秋の1日は春の5日分時が進んでしまう」という趣旨の言葉。

だから春蒔きのときよりもタイミングがシビアだし、蒔くのが1日遅れてしまうとその後の発育状況にすごく響くんだそうです。

種を蒔いて撒いてまきまくる

その後の発育を考えると、種は秋分までに蒔いたほうがいいと聞いて、わたしたち夫婦も空いている畝にせっせと種を蒔き苗を植えました。

植えて少し経つスティックセロリ

この子は夏に3株植えていたオクラの間に植えました。

「まだ辛うじて収穫できるけど次シーズンの子を植える場所がない」ってときは、すぐ脇に植えてしまえばOK◎

新しく植える子にとってはちょうどいい日よけになるし、収穫が見込めなくなったら土表面ぎりぎりで刈ってしまえば根が枯れて土中に空洞ができて、土に酸素も送り込めるようになる。

大根と人参の種蒔き

今夏はなぜか立派なミミズがうじゃうじゃいたので(草を抜いたら2匹出てくるのは当たり前な感じ)畝の土はもちろん通路まで、ふわふわで団粒化した良質な土に。

蒔いた3日後には大根が芽吹きました。いとおしい♡

人参とじゃがいも、ニンニクはもう少し待ちます。

#ひなこ自給農園 には、このほかにもニラやカブなどを植えたいな。

収穫した子たち

最近収穫した子たちも、とてもかわいい。

熊本在来種のかぼちゃ。 ポタージュにすると濃厚でとてもおいしい。

りっぱなゴーヤがぞくぞく実るから、消費するのに必死(笑)

ゴーヤは種・ワタごと玄米粉をはたいてじっくり揚げ焼きにしたら、種がカリカリになって子どもたちにも好評でした。

クリスマスカラーでびっくり。

レッドホーリーバジル

この子はチンキにしたり、

ガパオライスに入れたりしました。

目玉焼き大失敗してるので、小さめの画像(笑)

おっかなびっくり3、4枚入れましたが、レシピどおり15枚くらい入れたらよかったです。おいしかった~

畑があると、それだけで暮らしが豊かになって嬉しい。

こんな時代だからこそ

コロナや水害、台風、いつ起きるかもわからない地震。

熊本に住むわたしはもはや災害慣れ・避難慣れしてしまっていますが……小さい子どもが3人いるし、不安なものは不安です。

だからこそ、何か起きる前から恐怖心や不安にばかりフォーカスするのではなく、今この瞬間は楽しく生きよう。

日ごろから楽しみながら畑をしたり備蓄をしたりして、もしものときの恐怖心が少しでも和らぐようにしておこう。

こんな時代だからこそ、心穏やかに生きていたいなと思っています(願望

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